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2016年1月30日

親亡きあとも、地域で暮らしていくには…。

板橋区肢体不自由児者父母の会 新春のつどいに参加しました。
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成人を迎えた方たちへの、親御さんたちからのメッセージ。
読むと胸が熱くなります。
「大変な運営を背負ってしまい、辛いこと、苦しいこと今までたくさんありましたね」
「そのでたくさんの方に癒しや元気を与える使命を神様から頂いている」笑顔に支えられてきた」
「出産前に思い描いていた育児とは少し違ったけど、いつも人に恵まれた幸せな20年だった」
「人の優しさと強さ、そして人と人とのつながりの大切さを教えてくれて感謝」
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そして、親亡き後も、障がい者が地域で生きていくためには…といった話もありました。
①日中活動の場
生活介護施設、重心の通所の場など。
②居住 終の住処
グループホームさやえんどうのような場。
③成年後見制度
の3つが必要との話がありました。
また、
障がい者差別禁止法に期待していること、災害時要援護者支援制度や相手を理解し分かり合うことの大切さなど、お話がありました。

私自身、重症心身障がいのお友だちができて、個別の状況に合わせた支援のあり方を考える大切さを感じています。
一人ひとり、家族ごとにも、目指す生き方が違うのは当たり前なので、障がいをお持ちでも、多様な選択肢がある社会づくりが必要だと考えています。
足りていない施設を増やすことも大事ですし、施設ではない生き方が実現されるのも大事です。
地域で生きる、共生社会の実現には、地域力の向上や障がいに対する理解が広がっていくことが不可欠。
流れを少しずつでも自らの行動からも生み出していきたいと思います。
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