1. ブログ

ブログ

2014年1月29日

1/26 多文化共生社会と自治体の役割に参加して

26日の午後は、高島平ACT主催の多文化共生社会と自治体の役割をテーマにした講座に参加しました。

板橋区文化・国際交流課の課長さんらから、区で行っている事業をご説明頂いた後、実際に外国人の配偶者を持つ方から沢山の質問があり、実際に事業の改善に役立ちそうなご意見もありました。
例えば、このような会話です。
区側の「外国人向けの健康診断をしようと検討していたが、なかなか前に進んでいない」という状況について。
「一般の人が行う健康診断の時に、通訳の人を配置するなどして一緒にやればいいのではないですか?外国の人もどうぞと同じ時にお知らせしたら?」
というような率直な意見がありました。
それに対し、課長さんからは、
「そうですね。外国人の健康診断と一般の方のを一緒にというのは、なかなか考えつきませんでした。その方が実現しやすいかも知れないですね。良い案なので持ち帰って検討してみたいと思います」
というような回答がありました。
この会話1つとっても分かるように、区は当事者の意見を聞きにくる姿勢が大事だと思います。
外国人の人たち向けて、いくら頑張っていたとしても、当事者の声が置き去りになってしまっては、もったいない。
当事者の人たちが喜んでくれることは、区も改善したいと思っているはずですし、定期的な対話の場が持てるように出来ればと考えます。
外国人に限りません。声が届いている実感を持てれば、区政に関心を持ち、区と住民が協働していけるのではないでしょうか。

アーカイブ