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2014年9月10日

9/7(日)「あゆちゃんち」におじゃましました!(インターン生・小林報告)

こんにちは 初めまして!
夏休みの間、井上温子事務所にインターンシップに来ている小林です。
これからのまちづくりには今どのような課題があり、
どのようなことが必要とされているのか知りたいと思い、インターンシップに参加しました。
8/3(日)、9/7(日)に、井上さんと一緒に「あゆちゃんち」にいってきました。
「あゆちゃんち」とは、重症心身障がい者であるあゆちゃんが地域で
自立して暮らすためにお家を開放したコミュニティスペースのことです。
(くわしくはこちら
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毎月第1日曜日に「あゆちゃんち」では
みんなで一緒に作って一緒に食べる「いっしょご飯」をやっています。
「いっしょご飯」4回目だった9/7(日)のメニューは
* オニオンリング
* お手製のとりハムとトマトソースの冷やし中華
* みかんと桃のサイダーゼリー
と、盛りだくさんです!
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あゆちゃんはサイダーや粉を計ったり、スプーンでかき混ぜたり、
終始にこにこ楽しそうにやっていました^^
特に大好きなシェイクの作業のときと
前日に頑張って作ったとりハムを切るときは大興奮♪
また食材の匂いを嗅いだり食材を触ったりしていました。
あゆちゃんのお気に入りは冷たいサイダーでした☆
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あゆちゃんとみんなで協力して作ったご飯はとてもおいしかったです!
その後は1人ずつ自己紹介をしながらお話をしました。
私が一番考えさせられたお話は人工呼吸器をつけている方のお話です。
遠出をする際、電車や飛行機といった公共交通機関ではまだまだ障がい者への対応が足りていなくて、とても大変だということを初めて知りました。
例えば、人工呼吸器をつけている方は吸引の際に電気が必要です。
しかし、現在の電車のコンセントは止まっているときには使えても
走行中には0ワットになってしまうそうです。
人工呼吸器をつけている方にとっては大問題です。
走行時でも安定した電圧を提供できるコンセントも少しずつ取り入れられてきています。
このようなコンセントが増えていけば遠出できる障がい者も増えていくと思います。
また、航空機の予約時に障がいを持っているとわかると診断書や同意書の提出が必要です。
その手続があるために、航空機での移動をあきらめる人も要るようです。
手続を簡易化するように制度を変えていく必要があると思います。
障がい者もみんなと同じように“地域で暮らせる”まちづくりに
貢献したいと改めて感じた「いっしょご飯」でした。

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