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2011年12月5日

原発の今後の課題についてのお問い合わせについて

既存の原発をどうしていくのか、またその課題についてお問い合わせを頂きましたので、私の分かる範囲で考えを掲載させて頂きます。
●既存の原発をどうするか
これ以上、原発を建設するべきではないということは、国民的コンセンサスが取れていると(私も)考えます。
可能な限り迅速に原発の稼働を落としていき、廃止して行くことが必要と考えます。
●実現する上での課題
①原発を止めてから自然エネルギーへ置き換える経過措置として、火力発電の増強が議論されていますが、CO2を大量に発生させることからも、可能な限り早急に太陽光や地熱等の自然エネルギーを促進すること。また、そのための予算措置や施策を講じること。
②原発事故以降の板橋区の公共施設での節電効果は27%(http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kinkyu/039/039074.html)であったということですが、脱原発をするにあたってはエネルギーの消費やライフスタイルについて見直す必要があると考えます。
※ここで言う節電は、原発の必要性を訴えるための節電ではなく、自然エネルギー転換のための節電です。
③核廃棄物の処理方法。
④原発に関係する雇用問題。
⑤東京電力に依存した電力供給からの脱却、送発電線分離。
2011年4月の選挙公報に掲載した私の政策としては、エネルギーの地産地消を謳っています。これに伴い、区民環境委員会にて、「学校や地域センター等、公共施設に太陽光発電の積極的な設置を」という趣旨の質問をしましたが、これに対し、新設する公共施設への太陽光発電の設置について前向きに進めて行きたいという趣旨の回答が区役所の担当部署からありました。

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