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2013年7月31日

8/2 ワテラス スチューデントハウスを視察させて頂きます!

8月2日、ワテラス スチューデントハウスを視察させて頂き、一般社団法人 淡路エリアマネジメントさんにお話を伺う予定です。
スチューデントハウスについて: http://www.awaji-am.com/tostudent/
町会の方と、議員インターンシップに参加されている学生さん2名も一緒に視察に行くので、終わった後、どう活かして行けるか話し合いもしてみたいと思っています。
地域参加を条件に学生に割安家賃の特典を。
私が大東文化大学の職員として関わっていた大東大の団地入居プロジェクトと近い発想です。
学生さんに限らず、NPOや社会起業家、スモールビジネスの支援など地域に貢献する人たちを積極的に集める等、高島七小跡地活用でも活かせるはず。
視察が楽しみです。
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-YOMIURI ONLINEより-

地域参加で割安入居

神田に学生マンション完成

スチューデントハウスの中庭で堀田さん(左から2人目)ら地元の人たちと談笑する学生たち(右側の2人)=守谷遼平撮影

地域の祭りや町会活動に参加することを条件に、相場より割安な家賃で入居できるユニークな学生向けマンションが、東京都千代田区神田淡路町に12日オープンする複合施設内に完成した。
高齢化が進む地域の盛り上げに、若い力を生かす、珍しい取り組みだ。
この複合施設は、約2・2ヘクタールの敷地を再開発して建てられたオフィスや店舗、マンションなどが入る「ワテラス」。41階建てと15階建ての2棟のビルから成る。敷地には、児童数の減少による統廃合で、1993年に閉校した区立淡路小学校などがあった。
学生マンションは、「ワテラススチューデントハウス」と名付けられ、15階建てビルの14、15階に入居する。
秋葉原の電気街や日本大、明治大などがキャンパスを置くお茶の水にも近い。再開発を進めるにあたり、65歳以上の高齢者が約35%を占める地元住民から上がったのが、「学生にも住んでもらい、街を元気づけてほしい」という声だった。
そこで若い力をにぎわい作りに生かそうと、家具や家電の付いたワンルーム(約20平方メートル)型の学生マンションをビル内に整備。家賃は管理費込みで、7万5000円と相場より3割程度、安く抑えた。その代わりに、祭りや運動会といった地域行事や、道路や公園の清掃、地域をPRする情報誌の作成などの活動に参加することを入居条件にしている。こうした活動に参加するごとに内容に応じて1回あたり0・5~10ポイントが与えられる。
契約は1年更新で、学生は、年間12ポイント以上を獲得しなければ、翌年の契約更新ができないというルールになっている。
インターネットや大学を通じて告知したところ、昨年12月に行った説明会には、36戸の募集に対し、約2倍の69人が参加。地域活動への意欲を面接で判断した上で、8大学に通う男子26人、女子10人の学生たちが3月下旬から順次、生活を始めた。学生にはマレーシアからの留学生もいる。
「サークル活動など、学生同士の交流だけでは知り合えない人たちにも人脈が広げられると思った」。そう語る日大理工学部2年の大城義弘さん(19)は、進級でキャンパスが千葉県からお茶の水に移るのに合わせ引っ越した。
古い街並みも残る地域に魅力を感じているといい、「町歩きのイベントも計画したい。建築を学んでいるので、街づくりに関わった経験が将来生かせれば」と話す。
来月には4年ぶりの開催となる、江戸三大祭りのひとつ「神田祭」が控えている。学生たちもさっそく、みこしの担ぎ手などとして参加する予定だ。
地元のそば店主で、学生マンションを運営する社団法人の理事も務める堀田康彦さん(68)は「お客さんではなく、町の一員として一緒に汗をかいてもらいたい。下宿と大学、アルバイト先との往復だけではない生活が送れれば、卒業してここを離れても、神田での思い出を語ってもらえるのでは」と期待を寄せている。(大沢帝治)

(2013年4月12日  読売新聞)

 

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