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2011年10月3日

20111003区民環境委員会報告

今日は、板橋区議会の常任委員会である、区民環境委員会が開催されました。
主に私が発言したことを中心に、簡単にご報告いたします。
(請願・陳情については次のブログでアップします。)
●板橋Cityマラソンについて●
来年3月18日(日)に開催予定の板橋Cityマラソン
昨年度の大会は、東日本大震災により開催中止となったため、昨年度の大会申込者を優先しての受付になっているそうです。
(2011.10.12~2011.10.19)
私の父親も、昨年申し込んでいました。昨年度の中止となった際のお金は、東日本大震災への義援金となっています。
一般の方の受付はその後に始まります。
(2011.10.27~2011.11.10)*マラソン以外は15日まで。
詳細は板橋Cityマラソンをご覧ください。
現在、車いすで参加する1KMの種目については、参加費が無料になっています。
しかし、視覚障がい等、他の障がいをお持ちの方については、一般の方と同じ参加料金になります。
マラソン 5,500円
5KM  2,000円
今まで、あまり視覚障がいのある方等が、このマラソンに参加する事はなかったという説明がありましたが、
私自身、中高と陸上部でしたが、多くのマラソン大会で様々な障がいのある方がご参加されている様子を度々見てきました。
車いすの方だけでなく、障がいのある方の参加に補助をしたり、介助者のサポート体制を構築する等の提案をさせて頂きました。
担当者の方は、今後検討します、とお話しされていました。
是非、多様な人が一緒にスポーツで汗を流せるものにしていけるようにしていきたいです。
正式に議事録が出来てきたら、アップしたいと思います。
●節電の効果について●
国から15%削減をするようにと求められ、板橋区でも節電に取り組んできていました。
各施設を輪番休業したり、照明を少なくしたり、エアコンの設定温度を高めにしたり。
他にも緑のカーテンの普及や太陽光発電の助成を2倍にする等、あらゆる節電対策をし、
15%を大きく上回る27%の節電効果があったとのことでした。
効果が大きくあがったことは、素晴らしく評価できることだと思います。
しかしながら、プラス面だけではなく、マイナス面も見ていく必要があると思い、下記のような質問と提案をいたしました。
「知人の弱視の友人が、通常より、街灯を暗くされているため、ドブに落ち、足の骨にヒビが入ってしまったこと」や、知人から聞いた、「小学校で暗い中、給食を食べる事があったこと」を例にして、ただやみくもに節電をするのではなく、取り組みの内容については熟慮する必要性があると、改善を求めました。
熱中症になってしまったお年寄りも今年は多かったこともあります。
節電の指針を明確に示し、区民の安全を考慮した上で、対応しなければなりません。
特に、夜の電力は余っているのは、東京電力のHPを見ても明らかです。
電力不足と一律に言うのではなく、適切な情報発信に努めて頂くとともに、今後、国からの指示にやみくもに従うのではなく、区としての方針を明確にし、冷静で効果的な対応を今後も要望していきます。
さらに、節電に努めるだけでなく、区長も先日の一般質問で、出来る限り自然エネルギーに転換をしていきたいと答弁されていましたので、電力の地産地消に向けての予算措置や方針を明確にし、未来に向かって前向きな行動をとっていくよう要望しました。
例えば小中学校等の公共施設の屋上に太陽光パネルを設置していくことについて提案しましたが、新規に設置する建物については、前向きに設置していきたいという回答を得る事ができました。
私の公約の一つに「野菜も電気も地産地消」があります。
約束を果たすためにも、今後、新設する建物には、太陽光が設置されるよう、また可能である場合では既存の建物についても前向きに設置を検討していくようチェック・提案をしていきたいと思います。
●エコポリス板橋環境活動大賞について●
ー配布物より、エコポリス板橋環境活動大賞についての説明ー
区民や団体、企業などの「エコライフスタイル」を支援し、区政の環境シフトを実現し、環境戦略に基づく施策の総合化を推進するため、従来の「板橋区環境保全賞」をリニューアルし、新たに「エコポリス板橋環境活動大賞」を創設する。
さて、皆さんは、今まで行われていた「板橋区環境保全賞」についてはご存知でしたでしょうか。
私は、区議になる前から、区の情報発信の仕方に課題を感じてきました。
区が、様々な施策を行っても、それが実際に必要な人のところに届かない、という状況があるのではないか。
私自身が地域活動をするにあたって、実感してきたところです。
今回の広報の方法としては、
(1)広報いたばし 10月8日号予定
(2)板橋区ホームページ
(3)ポスターを作成し、区内施設に掲示する。
(4)地域センター等でチラシを配布する。
(5)エコポリス環境行動会議委員に周知することにより各団体へ呼びかける。
(6)区立私立学校、環境関係企業に周知する。
(7)区役所各部課で関係団体に呼び掛け周知するとともに、環境保全課に情報提供を行う。
の7つの方法とのことです。
さて、皆さんは、このエコポリス板橋環境活動大賞について、知る機会がありそうですか?
<私から質問、要望したこと>
(3)の「区内施設に掲示」には、町中にある区内掲示板への掲示は入っていないのか、と聞いたところ、
入っていないとのことでした。準備の都合で間に合わなかったとのこと。
それに対し、私からは、率直に準備不足ということですよね?と伝え、NPO等がコンテストをやる際には、
いかに、多くの人に知ってもらえるように工夫し、いかに最大の効果をあげるか工夫します。
興味を持ってもらえるデザインや工夫も重要です。
板橋区で公式にツイッターアカウントを作成したのですし、ツイッターでの情報発信は行わないのか?という質問もしました。
さらに、今回の審査員は、(エコポリス)環境行動会議推薦、学識経験者、副区長、資源環境部長が予定されているとのことでしたが、
意識向上のためには、区外であっても、先進的な取り組みをしている実践者を招き、審査や講評を頂く事が重要ではないかと提案をしました。区外であることで、しがらみもありませんし、応募者にとってもコンテスト自体についても、より客観的な意見を求める事が出来ます。
担当からは、準備不足であったことを認めること、次は改善したいということ、ツイッターでの情報発信は検討すること、
区外の先進的な取り組みをしている人を招く事も今後考えていきたいということ等、回答を頂く事が出来ました。
(詳細は後日議事録をアップします)
財政が厳しい中での取り組みです。
気を引き締めて、より良いコンテストになるよう、見ていきたいと思います。
来年2月19日に開催される「環境シンポジウム」で、エコポリス板橋環境活動大賞の発表がされるそうです。
募集期間は10月11日縲怩P1月30日です。
詳細は、広報いたばし10月8日号に掲載されるようですので、
是非、見てみて、環境について取り組んでいらっしゃる方で、興味を持たれた方は応募してみてください!

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