025年2月26日
補正予算の総括質問を行いました。

今回は、
１．赤ちゃん食堂・こども食堂について1
２．こども用トイレについて
３．部分休業の取得率について
について質問しました。

ここでは、「２．こども用トイレについて」を報告します。
お読みいただき、ご意見やご提案など、ぜひご連絡いただけましたら幸いです。動画は、こちら↓
http://itabashi.gijiroku.com/g07_Video2_View.asp?SrchID=1584

こども用トイレの設置基準の検討を

【２．こども用トイレについて】
○井上温子
次にこども用トイレについてお伺いします。最初に、公共施設への子ども用トイレの設置基準についてですけれども、一般質問で質問しましたが回答が曖昧だったので再度質問させていただきます。区長答弁では、子どもの利用が多い施設に幼児用便座など子育て世帯に配慮した設備の導入に取り組んでいる、公共施設の全てに一律に基準を設けるのではなく、各施設の特性に応じて個別具体的に必要な設備を検討し、整備に努めると回答がありました。私も必要性の高い施設に設置をすればいいと考えています。ただ、どういう施設に設置すべきなのかが整理されていないではないですかと聞いているのです。子どもの利用が多い施設はどこなのかがまだ定まっていないと思うのです。だから、設置基準を検討してみてはどうですかと聞いているのですけども、いかがでしょうか。

○子ども家庭部長
区では、国や東京都の基準のほかユニバーサルデザインの視点などを踏まえましてトイレの整備を進めておりまして、子どもの利用が多い施設では幼児用便座など子育て世帯に配慮した設備の導入に取り組んでおります。例えば、本庁舎南館、中央図書館、植村記念加賀スポーツセンター、板橋こども動物園など、改築、改修に合わせ各施設の特性に応じ、個別具体的に必要な設備を検討し、改善、充実を図ってきたところでございます。このように現時点においては、区において基準を定めなくても着実に推進していけるものと考えております。

○井上温子
資料要求をしたところ、設置基準はほとんどの施設でない、設置基準がないと言っているのです。そのため女子トイレのみに設置がされていたり、同じ図書館や健康福祉センターでも１か所だけないとか、公園には１か所もない。整備基準を考えないと、区の政策的には個別具体的にやっていたらばらばらなのですよね。だから必要なのではないですかと言っているのですけれども、そこをご理解いただけないということなのでしょうか。国や東京都の基準を踏まえてと言いますけども、国や東京都はどこに設置しろなんて絶対に言わないですから、そういった指導はしないはずです。熱帯植物園に行った際にもないのですよね。けれども、子育て世帯の方（来場者）はすごく多いです。だから、結構抜け落ちています。あとは委託先が勝手に考えて決めていたり、配慮してくれるところは設置してくれるということで、そういった課題があると思うのですが、いかがですか。

○子ども家庭部長
東京都の基準の中で、東京都の福祉のまちづくり条例施設整備マニュアルというのが公表されているということはご存じのところだと思います。その中で、東京都のほうも子育て支援環境の整備等を求めておりまして、ベビーチェア、ベビーベッドを便所に設けるといったような一定規模以上の施設については基準がありますので、そちらを準用して板橋区でも進めているとともに、板橋区独自でもユニバーサルデザインのチェックを行ってまいります。

○井上温子
それだと、全然偏りがあって使えるものになっていないので改善してくださいということなのです。今後検討していただきたいと思います。