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2011年7月8日

板橋清掃工場の視察報告

江戸川清掃工場で、家庭ゴミから8000ベクレルを超えるセシウムが検出された(参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110628-00000112-san-soci)
ことを受け、板橋清掃工場の視察へ行って参りました。
23区の測定結果は下記になります。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/oshirase230627.pdf
●ゴミはどこからきているのか
板橋区、北区、中野区(一部)、練馬区(建替えの間のみ)のゴミを扱っている。
区の収集と事業者のゴミがある。
平均528トン/日(月縲恣y)
そのうち、区収集のゴミが、約470トン
事業者のゴミが、約60トン。
470トンの中で板橋区からのゴミが、約280トン/日
(区収集の59%、全体の52%)
焼却処分をすると、重量が20文の1、容量が10分の1となる。
●ゴミの中身は?
1年に4回程測定している。
今年も、8月か9月頃に調べる予定。
紙類 39.13%
繊維 5.16%
生ゴミ 31.23%
プラスチック類 12.86%
木草 8.93
ゴム・皮革など0.94%
その他(微量):金属、ガラス、石、陶器、家電製品など
●紙類、繊維から、放射線が検出することは考えにくいと考えると、生ゴミや木草から放射能が検出されているということは考えられませんか?
水にぬれれば、紙でも繊維でもでるとは思う。
●しかし、紙類や繊維をぬらした状態で捨てることは考えにくいのでは?
そうですね。ただ、何から出たとは私たちも分かりません。
●検査できないものですか?
大量のゴミなので、見てもらえば分かりますが、難しいです。
●学校に使われる給食の野菜などが気になっているのですが、
その残飯を調べることは可能ですか?
子どもの健康を守る、ということでは、担当が違うと思います。(ここは、東京23区清掃一部事務組合なので)
例えば、水銀のチェックなどはしているが、清掃工場に実害があるため行った。公害測定器をオーバーし、一定量の水銀が検出すると機械がとまってしまうので、とのこと。
●放射能の測定をした経緯
下水の汚泥から出たので検査をした。
正直、検出されないであろうと考えていたので意外でした。
●測定の方針は?
継続的に測定する。
灰そのものは月1回
空間放射線量は月2回 工場の東西南北を測定。
専門業者に委託し行っている。
●回数を増やす予定は?
板橋区は健康に害を与える数値ではないので、測定回数を増やす事は考えていない。
予算がかかるので、難しい。
例えば、ダイオキシンの検査は法律では年1回ですが、任意に年に4回行っています。
測定は、区の分担金で行っているので、その中でやるしかないのが現状です。
●8000ベクレルの基準についての考えは?
8時間労働中4時間/日、その場にいたときの数字から出されているもので、年間1ミリシーベルトを超えないように計算されています。
実際、1日4時間も飛灰などの近くにいることはないので、安全だと考えている。
●作業する方に気をつけていることは?
通常の公害防止の対策を講じている。
以前は、ダイオキシンが問題だったので、それをすわないように、(灰などがある場所では)防塵マスクをしている。また、専用の衣服も身に着けている。
放射能対策は、基本的にダイオキシン対策と同じ。
●焼却灰について
焼却灰は 現在、薬剤処理をし埋め立てている。
以前は、灰溶融炉で処理し、スラグ(ガラス質で砂上の安定した無害な物質)にし、コンクリート、アスファルトにしていたが、節電の関係で、現在は、薬剤処理にしている。
溶融処理・・・1300度の温度で純金属のなかにとじこめ、資材に利用できる形(スラグ)にすること。
●その他
8000ベクレルを超えると工場内に安全な形で仮置きをするが、現在板橋ではその数値は出ていない。
●主灰と飛灰
主灰・・・燃やしたときに残る灰
飛灰・・・排ガスに含まれているダスト
もともと、重金属がいっぱい含んでいるので、元々、そのまま埋め立ててはいけないこととなっている。特別管理一般廃棄物に指定されている。
●煙について
空中の測定の結果、高い値は検出されていないので、問題ないと考えている。
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今回の視察から・・・
家庭ゴミの中から、放射能が検出されたということは、生ゴミや木草に含まれている可能性が高いのではないか?
また、学校や保育園の給食の残り、例えば残飯などを測定する事で安全性を確かめる事も出来るのではないか、と考えました。
早速、本日、8日(金)に保育サービス課の方とお会いし、要望しました。

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