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2015年1月11日

議員になったきっかけは?(井上温子Q&A:vol.2)

Q:議員になったきっかけは?
A:元々、政治&政治家嫌いだった私が、議員になったきっかけは、コミュニティカフェの運営を通して、地域活性化の活動に携わったことです。
大学3年生から地域活動をはじめ、2008年からはNPO活動で社会を良くしたい!とやってきました。しかし、コミュニティづくりを進めていく中で、時が経てば経つ程、行政や政治に、NPOや若者、女性の声が届いていないことに気がつきました。
学校の跡地をどうするか、という話題の時も、行政は地域の有力者の声を聞くばかりで、全くこちらには見向きもしません。新たな担い手の育成とか、若者の地域参加をと言う割には、声は聞こうとはしていなかったことが分かりました。こうやって、社会はつくられていて、お金の流れも決まっていくのだなとボンヤリと思いました。
「だから、政治や行政に期待できないんだよ、希望も持てないでしょ・・・」。
そんなことを考えていたら、こうやって、
「政治に諦めている自分たちが変わらなくては」
「政治嫌いと言ってる場合じゃない、このまま過ごしていたら何も変わらないし、未来に希望が持てる訳ないない」と沸き立ちました。
政党や政治関係の組織に属している人は、ほとんどが投票にいきます。その結果、投票率が低ければ、その人たちの意向が大きく反映されます。
つまり、「どうせ変わらない」と今まで投票に行かなかった人たち、どこかの組織に所属していない無党派層の人たちが、政治を動かさなければ民主主義は機能しません。
私自身がそうだったように、民主主義教育がないことや地域のつながりの希薄化が、政治への無関心につながっていると考えています。家が寝に帰る場所としてだけではなく、地域社会とつながる場所になることで、多様な人たちと出会い、社会が見えてきます。自分の困りごと、仲間や知り合いの困り事は、社会の課題です。
新たな地域のつながりを生み出すことで、民主主義を機能させていき、多様な人たちの声を議会や行政に反映させていきたいと考えました。
そして、2011年1月下旬、決断をし、立候補しました。

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