2015年3月14日
あつ研 :3/8(日) 平成27年度 板橋区予算を読み解こう(インターン生 小西報告)
こんにちは。井上温子議員のもとでインターンをしている、大学二年生の小西です。
先日、事務所であつ研を開催しましたのでご報告させていただきます。
日時:3/8(日)14時〜17時
場所:井上温子事務所
参加者:5名
あつ研とは、毎回テーマを決め、参加者と学びながら意見や感想を出し合う勉強会です。学びながら、井上さんの考えやこれから取り組んでいきたいことなどが分かる良い機会だと思います。
今回参加してくださった方々は「板橋区がどこに重点を置いているのか知りたい」とおっしゃっていました。
最初に歳入予算や歳出予算、交付金などを見た後、具体的に予算案の内容を一つ一つ見ていきました。
㈱タニタとコラボした「いたばし健康づくりプロジェクト」はスポーツや産業、観光などの分野と連携したまちづくりを行っていくことや、板橋の歴史的な産業である光学によるブランド戦略で地域活性化に繋げることについての案は興味深く感じました。
教育面での「板橋区教育ICT化推進事業」は電子黒板などのICT機器を全小・中学校の教室に導入する事業で、教職員の事務作業の負担を軽減し児童と向き合う時間を増やすことが狙いとのことです。この事業に関しては、「児童に機器を壊されそう」という意見や「機器よりも人件費にお金をかけてほしい」という意見もありました。
また、4月に区役所本庁舎のグランドオープンにより「ギャラリーモール」という展示スペースができることに関して、町会の活動内容などが掲示されるようですが、井上さんはNPOの活動報告も掲示したいと話していました。区の職員はもっとNPOの活動を知り把握しておくべきで、新規事業を行う前に活動報告を見て、一度現場に足を運んでもらうきっかけとなれば良いという考えです。
また区役所内の大人用ベッドの設置は井上さんが以前から要請していたことだそうですが、設置が実現したようです。 高島平地域のまちづくりに関して、NPOやコミュニティスペース連絡会と話し合う機会を設けようという意見が通りつつあるようです。
また、井上さんは地域会議を理想の形にしたいということで、コミュニティスペースの運営者も参加して、地域の課題マップのフューチャーセッションを行うなどの取り組みもできるようにしていきたいと話していました。
私もまちづくりに関わっている人たちみんなで、地域の問題に取り組んでいくことが大切だと思いました。 待機児童の問題に関して、小規模保育施設のニーズも高まっているということも話題となりました。
また小学校で「新あいキッズ」という事業が全校でスタートすることに関して、子どもの土日の居場所や人件費削減で職員が減っていることなどの問題が挙げられました。
「土曜日もあいキッズを開放してほしい」、「これまでのように日曜日も児童館を開けてほしい」という意見がありました。新あいキッズ事業は、問題も多いことを感じました。
学習支援事業に関しては、板橋区内約10カ所コミュニティスペースが参加して運営している「いたばしコミュニティスペース連絡会」も、今後力を入れていきたいという方向だそうです。
「あつ研」は、井上さんや地域の方々の考えを知る良い勉強会だったと思います。興味のある方は次回お越しください。