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2015年3月23日

「1人ひとりの色、かがやくまち」とはどのような社会ですか?(井上温子Q&A:vol.7)

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Q. 「一人ひとりの色、かがやくまち」とはどのような社会ですか?
A.孤立せずに、支え合えたり、つながりがあり、また、誰かの役に立て、存在価値を感じられる社会です。そして、多様な人がお互いに尊重し合え、誰かを排除せずに違いを認められる社会です。
Q. 「一人ひとりの色、かがやくまち」は可能なのですか?
A. 輝くとは、みんなが企業の社長になれとか、高給取りになるとかそういったイメージではありません。誰もが、自分の良さを持っていて、それを仕事でも、地域や趣味等でも、どこかで活かすことが出来たり、誰もが誰かの役に立てる機会があったり、逆に困った時には支えてもらったり、地域とのつながり、存在意義を感じられることを指しています。
余裕がなければ、他人のことを考えたり、社会課題に関心を持つ事は難しいと思います。子どもの将来の教育費が不安だったり、老後の年金がいくらもらえるのか不安だったりして、自分たちのことでいっぱいいっぱいで、お金も貯め込むことに力が入ります。
そこで、私は、きちんと社会的包摂を理念とした安心社会の構築を進め、税金を支払っていれば、医療や介護、教育や保育等の安心できる社会保障があると思えるベースを築く必要があると考えています。
その安心のベースの上で、地域住民で支え合えることは、自治力を向上させ、住民も地域福祉の担い手になると同時に、地域が多様な人たちの落ち着く居場所であり活躍の舞台になることを目指していきます。

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