2015年7月28日
持続可能な地域経営のために、これからあるべき集会所像とは?
行財政改革、持続可能な地域経営のために、集会所を減らすって、逆効果だと思いませんか??
今回は、公園内にある集会所について、取り上げます。
公園内にある集会所で、18ヶ所のうち8ヶ所が廃止されようとしています。維持管理費や建替えに予算がかかるためです。
確かに、ハードの維持はお金がかかります。
建替えや維持管理費の面を考えたら、減らせば財政が良くなるだろうと思います。
しかし、高齢化や核家族化が進み、一人暮らしやひとり親家庭が増えている今こそ、地域の人々の接点となる場所が求められています。
地域課題と接する中で、21世紀型の集会所を創造してみると、例えば、一人暮らしの人が会話を楽しみながら食事を共に出来る場所となったり、住民が主催する教室など文化活動を行ったりすることで、介護予防の役割を担うことができるのではないでしょうか。
地域の力を生かした、住民が孤立しないまちづくりは、元気な人が増え、結果的に福祉費を削減でき、トータルで見たら財政的にも好影響が期待できると考えています。
さらに、公園内の集会所が多世代が集えるコミュニティスペースになれば、大人の目があることで、子どもたちが安心して、思いっきり公園で遊び回っている。そんな光景を想像出来ないでしょうか。不審者情報等が多い中で、こういった複合的に考えた場づくりが必要です。
以下に、公園内の集会所の今後の方向性について資料要求したものをご紹介いたします。
みなさんの身近な集会所、どのような機能があったら良いとお考えになりますでしょうか。