2016年9月9日
増加する介護保険料・これからの時代をどう生きるか
板橋区の介護保険特別会計の推移をグラフで見ると、右肩上がりになっていることがわかります。
※ 介護保険特別会計とは:(コトバンクより)事業の収支を経理するために市町村や特別区が設ける会計。介護保険料、国および県の支出金、市町村の一般会計からの繰入金を主な歳入とし、介護給付費(介護サービス費の保険負担分)を主な歳出とする。
少子高齢化に伴い、これからますます介護保険料は増加していくでしょう。
将来を見据えると、現行の全国一律では対応できなくなるため、
平成26年の介護保険制度改正では、例えば
〝全国一律の予防給付(訪問介護・通所介護)を市町村が取り組む地域支援事業に移行し、多様化させる〟
として、既存の介護事業所による既存サービスに加え、NPO、民間企業、住民ボランティア、協同組合等による多様なサービスの提供が可能になる、とされています。
これからの時代、地域の支え合いや、顔の見える関係の中で介護予防や在宅介護を担っていくことが求められてきます。
言い換えれば、「人と人の信頼関係」の中で、高齢者が生きがいを持ち、住み慣れた地域で暮らし続けられる。そんな未来をつくっていける可能性があるのです。
コミュニティスペースは、そのための地域の拠点として、重要な役割を担っていくことになるでしょう。
現在、2014年に立ち上げた「いたばしコミュニティスペース連絡会」で、そのための勉強会や行政提案を進めています。
関心のある方はぜひ、活動にご参加ください。
連絡先:itabashi.cs@gmail.com