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2012年4月16日

保育園・小中学校の給食について(放射能対策)

<区外・都の動き>
・教育委員会で動きがある。東京都が検査体制を整備しているところ。
・24年度に向けて、24区中15区は何らかの形で検査をすると話している。
検査機を導入して対応:世田谷区、杉並区、江東区、江戸川、墨田区
<板橋区>
・ 継続的な実施に向けて検討。(新基準値にそって対応をする。)
・23年度は、2、3学期1回ずつ検査をしたので、
24年度も1学期1回、出来るだけ早い時期に検査をしようと準備をしている。
(23年度2学期:単品検査 3学期:単品検査&全量検査、
24年度(予定):単品検査&給食5日分をまとめて検査する動きも他であるので、この方法も含めて方法を検討中。)
(保育園の全量検査:1食分は少ないので、H23年1月は6園分をまとめて測定した。)
・24年度予算に措置されていないので、流用して予算を確保。
足りなくなれば、補正予算を組む必要がでてくるとのこと。
・1検体2万円、1回の検査あたり8検体程度を実施予定。
私からは、1学期1回の検査で良いのか。せめて1ヶ月に1回は検査をする必要があるのではないかと提案。
「今後検討する」とのこと。
<産地公開について>
昨年8月に教育委員会から各学校へ産地公開を依頼。
現在は、1食におおよそ10g以上使用している主要食材の産地公開をしてきたとのこと。
区民から要望のあった、キノコ類・わかめ、しいたけ、タケノコ等の食品の産地公開についてもお願いをしたところ、
回答は、「ニュース等を参考に、不安になっている食材を確認し、使用量が少なくとも産地公開をするように提案してみます。」とのことでした。
<公開方法>
HPでの発信や、産地表示カードを持って帰れるようにする、
配膳するときにメモを各クラスに掲示、学校内掲示板に掲示など、
いくつかの方法から各学校が選択し産地公開をしてきた。
現状では、産地の公開方法がバラバラなので分かりにくいという声があるが、統一した方法で出来ないかと提案。
①保育園と違って保護者がこないので、HPを出来る限り活用して欲しいこと
②区民に伝わる産地公開の方法を教育委員会で定めること
③HP公開が出来ないならば、せめて産地表示カードは最低限持ち帰れるような体制にすること
などを提案しました。
回答としては、
各学校には、HPのスキルアップをお願いしているとのことですが、まだ使いこなせていない学校もあり、差がある。(学校全体のICT計画では全体で一律してHP等を改善できないかと検討中とのことです。)
また、PTAの方に頼んで産地情報を配信してもらってる場合もあるとした上で、
区から各学校へは、「HPでの公開を可能な限りお願いしたり、持ち帰れる産地表示カードをつくるように提案する。」との回答がありました。
(保育園の場合:必ず迎えにくるので、掲示板やサンプルに貼ってもらっており、見てもらっているとのことです。 )
安心できる体制をつくるには、各学校ごとにバラバラの対応ではなく、学校全体が統一して出来るような仕組みづくりが必要ですね。
<2月段階の産地公開状況(小中あわせて)>
(板橋区小学校:53校中学校:23校)
HP:24校
学校1カ所の掲示:42校
携帯サイト:4校
産地表示カード:17校
各クラスに1枚配布:17校
※最大で3つの方法をとっている学校もある。
※詳細の学校ごとの表示方法については、資料要求をしましたので、後ほど公開させて頂きます。
<検査する食材について>
上記同様、区民から要望のあった食材の検査品目への追加の検討をお願いしたところ、
下記の回答があった。
タケノコ:旬ではなくなっていくので次の検査には使用していない可能性が高い。
しいたけ:使用料が少なかったり、産地をブレンドしているため測定対象となりづらい。
きのこ類:使用はたきこみごはんが多い。えのき、しめじはインドア栽培なので対象外。
わかめ:海産物は高額なので、検査のために2K用意すると相当な額なのでなかなか難しいとのこと。
しかしながら、今後、(前回の反省も活かし)検査品目については、出来る限り区民の要望に答えられるように選びたいとの姿勢でした。
<お弁当や水筒を持ってきている方の人数>
小学校
お弁当の人:13人(小中あわせて)
水筒:94人(放射能だけの理由でない可能性もあるとのこと)
保育園
お弁当:1~2人
水筒をもってきている人:20人(放射能だけの理由でない可能性もあるとのこと)
※資料要求をしているので、後ほど詳しく公開します。
(4/19更新)
4月19日ブログに資料要求していた全校の産地公開方法とお弁当・水筒を持ってきている人の人数について 公開しました。

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