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2012年12月4日

外国人登録証明書の廃止に伴う仮住民票の送付結果について

板橋区HPより: 外国人に関する登録の制度が変わります
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/042/042281.html

(概要)
2009年に入国管理法などの外国人に適用される法律が改正され、2012年7月9日~日本に住む外国人がする届出の方法や場所などが変わることに。
大きな変更点
1.外国人登録証明書に代わり、(A)在留カード または (B)特別永住者証明書が交付される。
2.新制度の開始に伴い、外国人登録制度は廃止。新しい制度の対象となる外国人は日本人と同様に住民票に登録される。
3.新制度の対象者は、3か月を超える適法な在留資格を有する方のみ。在留資格のない方や在留資格が「短期滞在」などの方は対象とならない。

区は、外国人登録証明書廃止に伴い、新制度の対象者に、今年5月に仮住民票が送付。(2012年7月9日に正式な住民票に。)
しかし、適切に受領出来なかった方や、在留資格のない方は身分証を持てなくなってしまいます。(一定期間、外国人登録証も有効ではあります)
身分証がないと、家が借りられなかったり、色々と問題が発生することが予想できます。
長年、外国人の相談をして来られたNPOの方からの問題提起もあり、資料要求をしていました。
下記は、板橋区で仮住民票を送付した結果です。
宛先不明等で返送された件数及びその率
送付数 12,214通 返送数 969通 返送率 7.9%
その後、確認が出来たのが266通、
現地調査対象は703世帯。
現地調査の結果、
88世帯が居住確認、82世帯は移動確認がとれ、
8世帯については職権削除されたとのこと。
(残り525世帯調査中。)
確認がとれないから、本人の責任だとは言い切れない、
色々な事情があって、お住まいの方もいると思いますし、
引き続き、NPOの方と協力しながら調べていきたいと思います。
参考:入管管理局HP
http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_1/index.html


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