2019年8月9日
【コミュニティスペースツアー6日目】 地元高島平でツアーをしました♪
暑い日が続きますね。みなさん、熱中症には十分お気を付けください☆
さて、今日のコミュニティスペースツアーでは、高島平団地で活動する以下の2か所を訪問しました。
【ココからステーション】 ※常設、東京都健康長寿医療センター、認知症、専門職
月・水・金・第2、4土曜 住所:板橋区高島平2-32-2-105 電話:6906-7645
【ゆいま~る高島平】 ※常設、団地の空き室、サービス付高齢者住宅
住所:板橋区高島平2-26-3-103 電話:6906-9556
はじめは、東京都健康長寿医療センターが運営する「ココからステーション」です。
平成 28 年度から東京都の受託研究「認知症とともに暮らせる社会に向けた地域ケアモデル事業」を実施してきた東京都健康長寿医療センター研究所。
同研究所が地域に開かれた場所になるようにと始めた取り組みが地域の居場所である「ココからステーション」です。
誰でも自由に参加できる居場所ですが、保健師など専門知識をもったスタッフが常駐したり、医師に不安なことなどを相談ができる日(ドクターマンデー)が設定してあったりと、工夫がされています。
また専門職による「ココからミニ講座」も開催。お茶を飲み、世間話をしながら、ゆっくり過ごせる環境になっていました。
次に向かったのは、同じく高島平団地内に拠点を置く「ゆいま~る高島平」。
ゆいま~る高島平は、高島平団地26街区に点在する空室を改修したユニークな分散型のサービス付き高齢者向け住宅です。一般的な高齢者住宅とは異なり、隣室には子育て中の一般家庭が生活していたりします。
住宅とは別棟の1階に構えるフロントには、気軽に立ち寄ることができ、日中は生活コーディネーターが常駐して暮らしをサポートしています。
いつでも安否確認(所定の情報端末で入居者は毎朝10時までにフロント側にメールを送る)や生活相談ができる安心感があります。
緊急時には緊急通報装置を使うことによって提携先のセコム株式会社のスタッフが駆けつけるそうです。また、フロントでは毎月、食事会、地元バンドのコンサートの他、住民が主体になったイベント等も行われており、交流の場となっていました。
分散型であることで、地域と隔離されることなくつながりを感じながら生活をすることができ、望めば他の入居者との関わりをもつこともできる、一人ひとりが自分らしく暮らせる仕組みがそこにはありました。