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2013年6月12日

板橋区議会議員の女性有志で<「慰安婦」に関する発言に対する要請>を提出しました。

 
橋下大阪市長兼、日本維新の会共同代表宛に、<「慰安婦」に関する発言に対する要請>を提出しました。
(写真は、板橋区議会議長に報告を行った際の写真です。)
下記に、要請文を掲載しましたので、ご覧下さい。
今回、板橋区の女性議員の有志が集まりアクションをおこすのは、初めての事だそうです。
今後も、会派をこえて、女性という共通点から一緒にアクションをおこせることがあれば、協力し合えたらと思っています。

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「慰安婦」に関する発言に対する要請

  5月初め、日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長は、沖縄で米軍司令官にむけて、「在日米軍は風俗業を活用して」とすすめ、また13日には第二次世界大戦中の旧日本軍の慰安婦について、「戦場で慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」と発言しました。  今なお癒されることのない傷に苦しむ旧日本軍「慰安婦」制度の被害女性や社会に対して、さらなる苦痛を与えるものです。  そもそも戦争を仕掛け、極限状態の戦場をつくり出したことに対する反省もなく、戦争遂行のために女性の性を利用したことを正当化すること自体、女性の人権に対しての信じがたい侵害であり、人間の尊厳そのものを冒とくするものです。  旧日本軍「慰安婦」制度は、国連などの報告では「戦時性奴隷」と呼ぶのが常識であり、国際的には戦争犯罪です。  すでに韓国や中国はもちろん、アメリカやEUなどの政府や議会から抗議の声が相次ぎ、ノーベル平和賞受賞の女性5人からも強く非難する声明も出されました。また、国連の拷問禁止委員会も旧日本軍の慰安婦問
題で勧告をまとめています。
日本の政治家の歴史認識の欠如と人権意識のなさを海外に露呈したものであり、恥ずべき言動です。
よって、板橋区議会女性議員有志一同は、橋下氏による「慰安婦」に関する発言を強く抗議するとともに、橋下氏のこれらの発言撤回と、旧日本軍「慰安婦」制度被害者に謝罪することを強く求めます。    

  2013年6月12日

 東京都板橋区議会議員
井 上 温 子
五十嵐 やす子
いわい 桐 子
竹 内  愛
小 林 おとみ
熊 倉 ふみ子
かなざき 文子

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