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2020年4月13日

今こそ財政調整基金(185億円)の活用を

財政調整基金。
板橋区が、なにかあったときのために、積み立てているお金でお家でいうところの「貯金」です。
2020年度の見込み残高で、185億円あります。

危機的状況の今、活用すべきときと思い、区に検討を求めています。
その他、支援が必要な子へのサポートについて、孤立しがちな方への支援について区に提言をしています。

(川口市では、10万円給付を行うなどの経済対策を行うと発表をしました。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57942230Q0A410C2L72000/

《板橋区の財政調整基金について》
この際なので、この財政調整基金について説明します!
2011年度は87億円でしたが、いつ起こるかわからない危機に備え、毎年、少しずつ積み立てて、2018年度は264億円になっていました。
しかし、2019年度は東武東上線立体化連続立体化事業特別会計という独立した特別会計をつくって、その基金へ45億円も繰り入れるなどしたため、財政調整基金の額は減少しました。2019年度の見込み残高で、234億円です(2020年度見込み残高は185億円)。
東上線や大山のまちづくりの是非はおいておいても、財政調整基金は使途が決まっていないのですから、事業を行う際に一般会計の不足分を財政調整基金から補填することで出来るはずで、繰入れはすべきではなかったと考えています。
本来的な使い方、今回のような危機的な状況にこそ、国や都での対策で足りないところへ財政調整基金を財源とした対策を求めていく必要があると考えています。

財政調整基金についてもっと知りたい方は、
下記リンクのP32,33へ https://www.city.itabashi.tokyo.jp/…/r2_itabasikunoyosan2.p…

<最近、私から区に提言したこと>

①財政調整基金の活用について
多くの区内事業者及び区民が、
新型コロナウイルス対策による自粛によって仕事や賃金が失われている状況にある。
危機的状況の中、財政調整基金の活用が必要になっていくと考えるが、
検討を進めているか。検討をしていれば、その内容は。
(例:川口市では、10万円給付などを含む35億の経済対策を実施予定)

②支援が必要な子へのサポートについて
学校における居場所は中止となったが、
家でオンライン学習ができない子、
課題を見てもらえる人がいない家庭の子、
要支援児ではないが、支援が必要な子、
家庭環境が良好ではない子へ支援は中止できるものではない。
人数を少なくすれば、学校が一番広くて安全な場であり、
支援が必要な子へアウトリーチを行い、居場所を提供できないか。
民間で支援をし続けている場もあるが、
どこも狭く、安全に運営するには限界がある。
子どもの虐待は、こういうときに増加することもあり、
安全な場を提供していただきたい。

③孤立しがちな方への支援について
孤立している一人暮らしの高齢者や障がい者への
対策は何をしているか。
電話がけや地域団体と連携した取り組みは行っているか。

みなさんからの声を届けていきますので、
随時、お寄せください。

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