1. 私が描く未来
  2. 私たちが変われば政治も変わる

地域リビングから始まる物語 第二章

「3回会ったら、友だちになる。友だちになると、その人が抱えている課題を解決したいと関心を持つ。
世代や国籍、障がいの有無をこえ、人と人とが出会う場があれば、様々な地域課題が"自分事"となり、まちの空気も変わっていくのでは。」
「昔と違って、一人暮らしや核家族化が進んでいる。今求められているのは、プライバシーを守りながらも、
家事や子育て、介護を地域でシェアする暮らしが出来る場づくりでは。」
他人に無関心、孤独死、少子化や高齢化といった社会課題が叫ばれていますが、私はいつも、このように考えていました。

複雑な課題を解決するには、新しい「暮らし方」を創造することが必要です。
まずは、多様な人と人とが出会う「コミュニティを生み出す場」が必要と考えました。
その「場」は、地域の人たちが"もうひとつの家族"として集う日常の「リビング」のような存在であってほしい。
そんな地域の交流拠点を、誰もが歩いて行ける小学校区52ヶ所に作りたい……。
地域活動をしていた26歳の私は、こんな夢を掲げて2011年の区議選に立候補し、
長年、無所属の当選が根付いていなかった板橋区で当選することができました。

最初は、夢物語だと感じられたかもしれない、この構想。
しかし、2011年から4年がたった今、現在、区内12ヶ所にコミュニティスペースがあります。
私も1拠点を2013年に開設しNPOで運営してきました。2014年にはいたばしコミュニティスペース連絡会も設置。
これから、ますます地域の交流拠点づくりは広がっていきます。
私が描く未来を描きましたので、ご覧下さい。

子ども会議をひらこう。そして、未来につながる若者の政治参加促進
一人暮らしでも安心、会話が楽しめる身近な居場所
● 一人暮らしでも、会話を楽しみながら食事をとれる。
● 地域の子どもの育ちを継続的に見守れる。年を取ったり、
病気になったりしても、地域で暮らし続けられる。
障がいがあっても、「地域で暮らす」を選択できる
● 絶対数の少ない障がい者が多様な人と日常から接点を持ち、障がい者政策促進への共感の輪を広げる。
● 福祉園・作業所以外の居場所づくり。
● だれでもトイレに大人用ベッドを設置。
● 重度障がい者への 24時間ヘルパー導入。
● 福祉園のバスの活用で移動支援。
生きがいづくり。地域が活躍の舞台に
● 定年退職した方の多種多様な能力を活かし、多世代交流。
● ひきこもりがちな方へのコミュニケーション訓練。
地域で国際交流♪ 自然に国際人が育つ街
● 日常の中で異文化理解。
● 外国人が安心して暮らせる地域づくり。
子ども会議をひらこう。
そして、未来につながる若者の政治参加促進
● あいキッズや、児童館のルール変更に、子どもの声は届いている?どこで遊びたい?何が不安?子ども目線で議論し、住民自治の学びにします。
子ども会議をひらこう。そして、未来につながる若者の政治参加促進
保育園や学校の帰りに地域の人と一緒にごはん
● ひとり親家庭や共働きでも家事のシェア、子育てのシェアにより、安心して子育てできる。
子どもが思いっ切り遊べる公園&
コミュニティガーデン
● プレーパークで木登り、穴掘り。
豊かな遊びが豊かな未来人を育てる。
● 地域の人で公園を運営、お花を育てる。
● 公園にコミュニティスペースを設置。不審者情報が増える今、大人たちの憩いの場 × 子どもが安心して遊べる公園づくりを目指します。
エネルギーの地産地消
● 太陽光や蓄電池の導入で自然エネルギーを促進。
寝に帰るだけのまちが、仲間いっぱいのまち
● まちに仲間が増えると、地域で飲食する等、消費活動につながり地域経済活性化へ。
● 地域のお店や地域課題が分かり、地域力向上のきっかけに。
住民、ボランティア団体・NPO、行政をつなぎます
住民、ボランティア団体・NPO、行政をつなぎます
●創造的な政策づくりには、区職員が自ら多様な地域活動の現場を歩くことが必要です。情報を集約し、NPOの広報協力や協働を進めます。
● ボランティアセンター&地域会議を小学校区に設置し、徒歩圏内における住民同士の支え合いへ
● NPO 活動や新しい地域活動を始めやすい土壌づくり
● ボランティア・NPO活動における評価指標 (SROI等の導入) 地 域活動がどれだけ社会的価値があるのかを示すことで、住民自 治の予算を増やします。

私たちが変われば政治も変わる

「政治になんて期待しない」。そう思っていましたが、そんな私たちこそ変われば、政治も変わるはず。
50%を切る投票率が課題です。 議員一人ひとりが会派や政党にしばられず、信念に基づき発言し、賛否を表せる本来の地方議会にしたい。
そして、税金を納めていれば「子どもの教育費や老後 も大丈夫」と信頼できる「安心社会」を築きたい。
「将来に不安」だと、他人のことを考える余裕は持ちにくいです。
社会的包摂(Sosial inclusion: 排除しない社会)に基づく「安心」があってこそ、 地域経済の 活性化や支え合える地域社会へつながるのではないでしょうか。
私は、このような未来を目指し「無所属」であるこ とを「選択」し、シェアする暮らしづくりから、
板橋区の空気を少しずつ変えて行きたいと思っています。

  1. 2015年政策パンフレット〜地域リビングから始まる物語第二章〜
  2. 2011年政策パンフレット〜地域リビングから始まる物語〜